【ワークショップレポート】LETTER BOX 二子玉川
ワークショップ週間の二子玉川より
昨日開催されたワークショップの様子を早速レポートいたします!
作るのは、年賀状収納にぴったりなLETTER BOX。
まずみなさまを迎えるのが、テーブルに敷き詰められたこちらの紙。
写っているだけでもその数、約40種類!
今日はLETTER BOXを2つ作るので、この中から二種類好きな柄を選びます。
さらに、組み合わせる無地は6色。
と、言うことは…なんと40種類×6色=240通りの組み合わせが可能です!
即決される方もいれば、たっぷり悩みぬく方もいて、早くもここで性格が表れます(笑)
さて、柄が決まったら、必要な材料(裁断された厚紙)を手元に揃えて、準備完了。
さっそく制作スタート!と言いたいところですが…
貼ったり切ったりする前の、大事な下準備があるんです。
スタッフ土井さんの説明を聞きながら
正確な位置に厚紙を貼れるよう、目印となる印つけを行います。
1ミリの誤差もあとあと大きな違いになってくるので
ここでしっかり寸法を測って下準備しておくことが、美しい仕上がりのための重要なポイントです。
さて、下準備ができたら、いよいよ貼り作業。
ワークショップで使うのは、京都工房で普段から箱作りに使用している「ニカワ」
ブタの骨や皮が原料の接着剤です。
なかなか馴染みのないものですが(私は当店で働くまで知りませんでした!)
紙の種類による塗り方の違いや、ちょっとしたコツもしっかりお伝えしますので
初めての方も心配はいりませんよ。
扱い慣れないニカワを前に、どうしても慎重になりますが
箱作りに乾燥は大敵!手早く進めていきましょう。
みなさま真剣に手元の動きを見ています!
デモンストレーションを見た後は、さっそく実践!
ニカワを塗った紙の上に厚紙を並べて、箱の周りになる部分を作ります。
最初は真っ白だった机の上が…
作り進めるうちに、こんなにカラフルに!
徐々に完成形が見えてくると、モチベーションが上がりますね。
お互いの仕上がりを確認しあって、その組み合わせ素敵!なんて声も聞こえてきます。
さてさて、あともう一息。
中の箱を組み立てて、
巻きつけるように紙を貼り、
シワにならないよう、丁寧に折り込んだら…
\完成!/
240通りの中から選び抜いた組み合わせで、みなさま個性豊かな仕上がりに。
2時間かけて完成させた箱たちに、愛着もひとしおです。
おうちで一人黙々と作るのも良いですが
ワークショップの度に感じるのは、大勢で作るからこその楽しさ。
隣の人の作品を見て、自分では選ばなかった紙が急に魅力的に思えてきたり(笑)
作業自体は個人個人でも、同じ作業をしながら時間を共有することで、新しい発見があるんです。
今月の二子玉川ワークショップはまだ始まったばかり。
1月31日(木)まで、様々な内容で開催がございます。
初開催の回やWillam Morrisの壁紙を使用する回なども、お席に少し余裕がありますよ。
ぜひ今度の休日は、お箱作りに挑戦してみませんか?
みなさまのご参加をお待ちしております!
ishida
- 2019.01.26 Saturday
- ワークショップレポート
- 18:55
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- by boxandneedle