【メディア】京都新聞日曜版『MyウェイMyライフ』

こんにちは、Keikoです。
今日の展示会場でのこと、
小さな女の子が絵本をかかえるようにゆきちゃんと読む姿をなんかいーなーと
その後ろ姿をうっとり眺めていました。
連日多くの方が展示に足を運んでくださっていて、
いきいきとお客さまと話しているたねちゃんとゆきちゃんの二人をみていると私も嬉しくなります。
(こんなポストカードも出来上がりました。)
さて、今日は日曜日。
今日の京都新聞の日曜版経済欄の『MyウェイMyライフ』に私の仕事をとりあげていただきました。

私の仕事は、記者の人も困惑する位に説明が難しくて
なかなかお伝えする機会がなかったのですがこの機に私の事を書きます。
お時間ある方はちょっとだけおつきあいくださいね。

創業してまもなく100年を迎える京都の貼箱工房は、私で4代目。
今も工房では毎日、箱の職人が和菓子や陶器、扇子など京都の文化を包む箱を作っています。
京都は元々箱屋や紙屋さんが多いのですが、どんどん廃業になっている現実があります。
" 箱が主役 "になる、捨てられない箱を作るためにBOX&NEEDLEを立ち上げたのが2009年11月。
元々私は、箱屋で働いていたわけではなく、ラーニングデザイナーという名称で
”まなび”のデザインを仕事にしていたのですが、
二足のわらじで箱や始めるご縁に恵まれたのでした。

”まなび”のデザインとは、なにやら難しいそうですよね、、、
なにをやっているのかというと、
展覧会の企画、こどものためのプログラム、商品開発の会議、企業研修、
まなびが起こる学習環境をワークショップという手法を使い、その道具やプログラムをデザインする仕事です。
(ご興味がある方はこれまでの仕事をご覧ください。)
「まなび」や「学習」というと知識を詰め込むこと、お勉強というイメージでしょうか、
私の思うよいまなび手は、よい循環をつくりだせて、頭の良い人とは、いきいきしていて楽しむ事のスペシャリスト。
これまにでなかった新しい事を創造したり、
人の気持ちを慮り、どうやったら喜んでもらえるのだろうと想像を膨らませる事は
たくさんの知識をもっていると同じ位に知的で素敵な行為だと思っています。

そんなまなびの仕事をしながらずっと心にあったのが、家業でつくっている箱の事です。
貼箱は立派な伝統工芸のはずなのに、その中身の漆器や陶器、織物にスポットがあたり、
箱は何かの付属品、
ましてや箱の職人がいる事もしられていない事に憤りを感じていました。
同業者の箱屋さんにすら、そんな空っぽの箱なんて売れないと言われていました。
ですが、私はその空っぽに、箱の可能性を感じます。
空っぽだからこそ、どんなものをいれようかワクワクできる装置となって箱を、
手にした人たちが想像を巡らしている売り場は、最高の学習環境だと思っています。

遠い国で大量に作られた見た目も可愛いらしい箱がとても安く売られているのを目にします。
それって本当に残していきたいものでしょうか。
今お金をだして買っているモノ(=消費)が文化となっていくと考えると、
これからの作り手は、どんな商品を作っていくかというよりは、
誰がどうやって作っているものかをオープンに、
購入する方が何を選んでいるのか情報を明確にする事、
お客さんと一緒に学びあっていく姿勢が大事だと思っています。
そんな想いから、始めたのが2階アトリエで開催する箱作りのワークショップです。

貼箱は、職人の細やかな技術の上に成り立っています。
とはいえ、コツをつかめば誰もがみじかにある紙を使い簡単に精度の高い貼箱を制作したり、
痛めば自分で自由にリペアをする事も紙の魅力です。

私は図工の時間に貼り箱を入れてほしい!と熱烈に思っています。
いろんな国の小学校にワークショップにいくと、こどもたちのハサミやのりの扱いにびっくりする事があります。乱暴だったり、うまくつかえなかったり、
道具との関係をうまく結べていない事がとてももったい。
箱作りから学べる事はたくさんあります。
道具の扱い、作業の段取り、コーディネート、色彩感覚、デザインそしてコミュニケーション。
自分たちが使う箱がどうやって作られているのか、どんな紙なのかを
知ると使っていただく楽しみも増えるのではないでしょうか。
私たちがつくれるのは、貼箱ですが、
今後は、これまで培ったワークショップのノウハウも使って、
箱からとびだして、伝統産業をの"つかいて” と ”つくりて” の双方向から元気にするようなお手伝いができたら良いなと思っています。

あああ、いつもまゆかちゃんの写真を楽しみにしている方にはすいません。
伝えたい事がありすぎて、難しくなってきてしましたね、すいません。

きを取り直して、
BOX&NEEDLEの二子玉川スタッフはみんなユニーク!面白い人が揃ってます。
スタッフは、それぞれ特技をいかして絵を描いたり、写真をとったりと何役もこなしてくれていています。
私はなにか買う時、この人から買いたいと思える人から買う様にしているのですが、
うちのスタッフはみんな前向きで誠実で、箱と同様に自慢のスタッフです(、、親ばかですよね)。
みんな足りないところを補完しあって、いろんな事を勉強中ですが、
箱作りの経験があり、紙の原産国や印刷技法にも詳しいので
選ぶ手助けになると思います、わからない事は私たちも勉強になりますし、
あれこれきいてみてくださいね。

本当に長くなってしましました、
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
これ以上長くなる前に、ここで一区切りにします。

大西景子

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